α-リポ酸とは |
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ビタミン様物質として扱われる補酵素。別名チオクト酸とも呼ばれ、2003年まで医薬品物質として扱ってきたが、2004年3月に法改正により食品として取り扱いができるようになった。 |
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期待される効果 |
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●2型糖尿病改善作用 ⇒ 糖尿病
●糖尿病性神経障害の改善作用 ⇒ 糖尿病
●抗肥満作用 ⇒ ダイエット、肥満 |
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作用メカニズム |
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α-リポ酸はピロホスファターゼとともに炭水化物代謝やATP賛産生に関与している。
糖尿病モデル動物での基礎研究では、神経細胞において血液増加したグルコース取り込み促進、減少したグルタチオン量の増加、神経伝導速度の改善といった作用を示した。
同糖尿病モデル動物、肥満動物を用いた基礎研究において、無投与と投与群にわけ試験を行ったところ、無投与群においては尿糖が78%で認められたのに対し、投与群では0%であった。また、投与群において、体重減少、すい臓β細胞(インスリン分泌に関与)の保護作用、骨格筋とすい臓への脂肪蓄積抑制作用などが認められた。
また、α-リポ酸は、食欲抑制とエネルギー消費増大効果が認められるため、ダイエットとしてもとても有効といえる。 |
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科学的根拠 |
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2型糖尿病において、血糖コントロール、インスリンの感受性を改善する効果が示されている。 |
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対象 |
血糖値が高い、ダイエット |
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