しその実油とは |
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しその実の植物の種子から採取された脂質由来の成分です。有効成分はα-リノレン酸。この成分は抗アレルギー作用があるといわれており。花粉症やアレルギー性鼻炎などに有効であるといわれています。 |
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期待される効果 |
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●花粉症やアレルギー性鼻炎などに伴う症状の緩和
●アトピー性皮膚炎の症状の改善
●気管支喘息に伴う症状の改善
●血清脂質の改善と心臓病の予防 |
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作用メカニズム |
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しその実油に含まれるα-リノレン酸は多価不飽和脂肪酸の一種で、体内でDHAやEPAに変換され作用する。多過不飽和脂肪酸の代表的な成分として、α-リノレン酸のほかにリノール酸が知られていますが、この両者はバランスよくとることが求められます。しかし、現代の食事においてはα-リノレン酸は不足する傾向があり、意図的に摂取することで、アレルギー性疾患を改善することができるといわれている。
作用メカニズムはアレルギーは炎症を伴うことが多いが、その炎症の原因となるロイコトリエンの放出を抑制するという報告があ。
さらに、しその実油を摂取することで、乳がんや腎臓がんなどのがんを予防する効果があるという報告がある。 |
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科学的根拠 |
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しその実油の抗アレルギー効果については、多くの臨床試験や基礎研究によって明らかになっている。
たとえば、気管支喘息患者にしその実油のエキスを数週間投与した結果、指標となるロイコトリエン産生の抑制効果および、呼吸機能の指標においても改善効果が示されている。 |
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対象 |
花粉症、アレルギー疾患、アトピー性皮膚炎、がん |
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