コリン(卵黄コリン)とは |
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卵黄由来の成分で、卵黄ホスファチジルコリンとも呼ばれています。コリンには、脳の発達や機能の維持、肝臓の働きの正常化、高脂血症の改善効果など様々な作用を持ちます。
卵黄コリンはビタミンB12との併用で、アルツハイマー病の予防や脳機能の改善効果が期待されています。 |
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期待される効果 |
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●アルツハイマーの予防と改善
●脂肪肝の改善と肝臓の保護
●動脈硬化の予防
●心臓病の予防 |
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作用メカニズム |
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①ホスファチジルコリン(別名レシチン)の生合成における前駆体
②アセチルコリン(神経伝達物質)の前駆体
③メチル基の供与体
リン脂質の代謝においてコリンはスフィンゴミエリンやPAFの生合成経路における前駆体としての働きもある。 |
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科学的根拠 |
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アルツハイマー病に伴う症状の一部には、アセチルコリンの減少によるものとされています。コリンにはそのアセチルコリンの前駆体としての役割があり効果があると考えられています。実際、卵黄コリンとビタミンB12をくらみ合わせたサプリメントによって、認知症に伴う症状が改善したという報告があります。
脂肪肝については、コリンが欠乏することで肝臓に脂肪が蓄積し肝障害を起こすことが知られており、コリンを投与することで慢性肝炎の症状が改善したという報告がある。 |
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対象 |
脳の健康、アルコールから肝臓を守る |
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