サム・イー(SAMe)とは |
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S-アデノシル-メチオニンの略。アミノ酸の一種で抗うつ作用、抗関節炎作用などが知られており、現在では中等度のうつ病や関節炎に用いられている。 |
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期待される効果 |
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●抗うつ作用 ●パーキンソン病に伴ううつ病の改善 ●関節炎改善作用 ●関節リウマチに伴う症状の改善作用 ●アルコールおよび薬剤性肝障害の改善作用 ●繊維筋痛症の改善作用 |
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作用メカニズム |
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抗うつ作用に関しての作用機序についての詳細は不明だが、脳内のセロトニン代謝、ドーパミン、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)の濃度への作用が報告されている。 関節炎や関節リウマチへの作用は、抗炎症作用、軟骨修復促進作用などによるものと考えられている。
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科学的根拠 |
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うつ病への効果に関する臨床試験がたびたび行われており、その結果軽度~中等度のうつ病への適応が判明している。また、医薬品との効果比較においては、同等かそれ以上の効果があるとされている。 関節炎などにおいても臨床試験が20件ほど行われ総計20000万名以上を対象に行われてきていおり、様々な効果が明らかになっている。 両試験ともに20年以上の歳月をかけて行われており、信憑性が高いものと考える。 |
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対象 |
アルコールから肝臓を守る、関節の健康、うつ、不眠 |
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