脳の松果体から分泌されるホルモン。サーカディアンリズム(概日リズム)調整に関与している。 一般的に、不眠所や時差ぼけの改善などに使用される。メラトニンには抗酸化作用、抗がん作用、免疫賦活作用などの効果をもち、がんに対しての臨床試験も明らかになりつつある。しかし、米国ではサプリメントとしての認可は下りているものの、日本国内では入手はできない。
内在性メラトニンの分泌は、夜間~早朝に促進され、昼間に抑制される。サプリメントによる外在性のメラトニンの投与は内在性メラトニンを補足する作用を持つ。サーカディアンリズムをつかさどり 睡眠を促す作用を持つ。高齢者やうつ病の患者ではメラトニンの基礎的分泌量が不足しているという。