γ-アミノ酪酸(GABA)とは |
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アミノ酸の一種で、中枢神経における、神経伝達物質として機能している。GABAは食品中にも存在し、特に玄米や発芽玄米に多く含まれている。
効果においては、経口投与における血圧降下作用が知られている。現在では、特定保健用食品(トクホ)として認可されており、「血圧が高めの方に」というフレーズで表記されてる |
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期待される効果 |
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●高血圧改善作用
●抗ストレス作用 |
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作用メカニズム |
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脳内において、GABAはグルタミン酸より脱炭酸により生成される。
脳内において、GABAは抑制系の機能を持ち、不足すると、易興奮性を呈することが分かっている。
GABAにおける、高血圧改善作用の作用メカニズムは、ギャバ受容体を介した交感神経節あるいはそれ以降の神経伝達系の抑制が示されている。このことにより、ノルアドレナリンの過剰分泌の抑制による末梢細動脈の弛緩が起こり血圧の効果につながる。 |
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科学的根拠 |
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ギャバは正常血圧には作用せず、高血圧のみに対して作用することが分かっている。
日本では、ギャバの有用性が評価され、特定保健用食品(トクホ)に登録され、「ギャバ含有乳製品乳酸菌飲料」として市場にでている。 |
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対象 |
血圧が高い、ストレス |
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