マイタケは暖温帯から温帯北部にかけて分布し、ナラ類、カシ類、シイ類といったブナ科樹木の大木の根株で心材に寄生する。白色腐朽を引き起こす木材腐朽菌である。 サルノコシカケ科に属する食用きのこで、近年ではまいたけの成分ががんや糖尿病、高脂血症(脂肪異常症)などの生活習慣病に有効であるという発表がなされている。
食物繊維を構成する多糖類βグルカンには身体の免疫力を高めるなど、さまざまな効果的であるという報告がある。このため、マイタケから抽出したエキスをもとにした健康食品やサプリメントも多数販売されている。 ストレス沈静作用や痴呆症に効果があるなどの報告もあるが、現在のところ人間でのデータが不足しているため、今後の研究に期待されている。