MSM(メチル・スルフォニル・メタン)とは |
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植物に由来する有機硫黄化合物の一種。硫黄は必須栄養素の一つで、あらゆる動植物に広く存在している。
MSMは、牛乳(3.3ppm)、コーヒー(1.6ppm)、トマト(0.86ppm)などに存在するが、いずれも効果を示すほどの含有量はない。そのため、効果を期待する場合は、サプリメントなどでの摂取が必要となる。 |
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期待される効果 |
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●関節炎・関節痛の改善
●花粉症に伴うアレルギー性鼻炎の改善
●間質性膀胱炎に対する改善作用
●抗酸化作用
●抗炎症作用 |
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作用メカニズム |
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ヒトにおいての基礎研究は、抗酸化作用・抗炎症作用について示されている。白血球を用いた研究では、活性酸素の発生がMSMによる抑制が確認されている。
また、MSMの主要細胞抑制作用や、自己免疫疾患の改善作用などについても示されている。 |
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科学的根拠 |
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MSMにおいての関節痛や関節炎についての効果は、グルコサミンやコンドロイチンとの併用により多数の報告が上がっているが、臨床試験は十分に行われていないのが現状。 |
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対象 |
関節の健康、腰痛、花粉症 |
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