チェストツリーとは |
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ヨーロッパで月経不順や月経前緊張症(PMS)などに用いられるハーブで、和名はセイヨウニンジンボクと言います。
現在、ドイツでは月経前緊張症、黄体機能不全、にきびなど様々な目的で使用されています。 |
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期待される効果 |
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●月経前症候群の改善
●高プロラクチン血症の改善
●黄体機能不全の改善
●にきびの改善 |
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作用メカニズム |
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有効成分はテンペル類、フラボノイド類、イリノイド配糖体、揮発油成分などである。
女性ホルモンの調整作用として、プロゲステロンのレベルを上げ、エストロゲンのレベルを下げる。要するに、下垂体において、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌を抑制し、黄体形成ホルモン(LH)の分泌を促進することにより効果を発揮する。 |
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科学的根拠 |
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チェストツリーの臨床試験の結果はとても優れており、月経前症候群に対して49mgのエキスを投与した結果、実に93%の方が改善もしくは軽減したという。高プロラクチン血症による黄体機能不全症を対象に臨床試験を行った結果、ホルモンの指標や症状が優位に改善したという報告がある。
月経不順についても、90%の改善という報告がある。 |
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対象 |
女性特有の症状、更年期の症状、美肌 |
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