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      大豆イソフラボン

大豆イソフラボンとは
 女性ホルモン様作用をもつ成分で、更年期障害の症状や閉経後に生じる生活習慣病の予防に効果が示されている。

期待される効果
●更年期障害に伴う症状の予防と改善
●コレステロール低下作用
●骨粗鬆症の予防と改善
●抗酸化作用
●抗がん作用

作用メカニズム
  大豆イソフラボンはエストロゲン受容体に結合することで効果を示す。大豆イソフラボンには弱いエストロゲン作用と弱い抗エストロゲン作用の両方を持つことがわかっている。そのため、エストロゲンの過剰産生による疾患と、更年期障害や閉経後の骨粗鬆症のようなエストロゲン低下による疾患の両方に有効な働きを示すといわれている。
 

科学的根拠
   長年の疫学調査により、大豆イソフラボンの摂取が多いことで、更年期障害に伴うほてりが軽減するという報告がある。大豆イソフラボンのひとつゲニステインには強い抗酸化作用があり、体内で発生した活性酸素を中和し過酸化脂質の発生を抑制する。また、このゲニステインにはSODの活性を高める働きを持つといわれている。
 ゲニステインによる抗がん作用は、がん細胞のアポトーシスの誘導やがん細胞への血管新生の抑制効果など。

対象
美肌骨粗鬆症活性酸素を抑制する女性特有の症状更年期の症状
    
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